2021.07.12 up

暦のおはなし

蓮始開(はすはじめてひらく)

蓮始開(はすはじめてひらく)

七十二候の中で、小暑(しょうしょ)の次候にあたります。

 

蓮(ハス)の花が開き始める頃。

 

ハスの花は早朝に咲き始め、お昼には閉じてしまいます。また、開き始めてから散ってしまうまでが4日ほどと短命な花なので、早起きして鑑賞するのがおススメです。

 

 

蓮は泥より出でて泥に染まらず

 

泥のある水底の地下茎からピンと真っ直ぐな茎をのばし、水面に青々とした大きな葉を浮かべ、凛として美しいピンク色の花を咲かせます。そのことから、周りが如何なる環境でもそれに染まることなく清らかさを保つということわざです。

 

また、蓮の実はとても固く、地層の中から見つかった約2千年前の実が現在に発芽したものもあります。埼玉県行田市にある「古代蓮の里」では、行田蓮(古代蓮)を見ることが出来ます。

 

ハスの花言葉は「清らかな心」。

仏教では神聖な花とされ、仏様が座る台、蓮台(れんだい)はハスの花をかたどった台座です。

 

 

『七十二候(しちじゅうにこう)』 とは・・・
1年を72に区切って、季節を細かく分け、そのひとつひとつは気象の変化や動植物の様子を短い言葉で表現されています。『二十四節気』は半月ごとの季節の変化を示していますが、これをさらに分けて、5日ごとに区切って表したものを『七十二候』といいます。季節の変化を細かく見つめ、農作業に生かしていたようです。

詳しくはこちらから

 意外と知らないカレンダーのあれこれ 教えて!めくろう君(七十二候について)

 

 

 

乃東枯(なつかれくさかるる)

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乃東枯(なつかれくさかるる)

2021.06.21 up

乃東枯(なつかれくさかるる) 七十二候の中で、夏至(げし)の初候にあたります。   乃東(ウツボグサの古名)の…

乃東枯(なつかれくさかるる) 七十二候の中で、夏至(げし)の初候にあたります。   乃東(ウツボグサの古名)の…

 

 

春夏秋冬の『四季』。立春から大寒までの『二十四節気』。そして、それをさらに細かく分けて表現した『七十二候』。言葉にはさまざまな意味が込められており、字面を見るだけでも季節を感じられそうです。

 

 

レンコン(蓮根)はハスの地下茎が肥大した部分のこと。おせち料理では、向こうが良く見える事から「先の見通しが良い」という縁起を担いで食べられるよ!熊本名物の「辛子蓮根」も有名だね。

めくろうくんのちょっと雑学!?

 

 

色彩暦(二十四節気入)

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四季の移り変わりと共にある二十四節気、方位や時間、日々の吉凶を示す六曜など、日本の暦は365日、1日1日がそれぞれの意味を持っています。1日の大切さと四季折々の暮らしの節目を、暦の中で感じてください。12ヵ月のイメージを12色で伝える、使いやすいカレンダーです。

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