2021.10.23 up

暦のおはなし

霜始降花(しもはじめてふる)

霜始降花(しもはじめてふる)

七十二候の中で、霜降(そうこう)の初候にあたります。

 

だんだんと北国から霜が降り始める頃。

 

冬の足音が聞こえてくる季節。朝晩は寒くなり、朝起きると足元の草花には薄っすらと白い霜が広がります。昔の人々は雪のように霜が空から落ちてくるものだと思い、「霜が降る」という言葉を使いました。

 

霜は農産物の天敵。「早霜」と言われる秋早くに降る霜は農作物に被害をもたらします。

私たちの家庭にある寒さに弱い植物も室内へそろそろ移動させましょう。日当たりの良い窓辺も朝晩にはかなり冷え込みますので、観葉植物の配置にも注意が必要です。

 

 

秋の夜長(よなが)

 

「夜長」は秋の季語。日照時間が短くなり、夜の時間が長くなること。秋分から立冬までの間をさすことが多い。

  • 日永(ひなが)・・・春の季語。
  • 短夜(みじかよ)・・・夏の季語。
  • 短日(たんじつ)・・・冬の季語。

 

秋といえば「読書の秋」。

読みたかった本と一緒に秋の夜長を過ごしてみてはいかがでしょうか。他にも、ライトアップされた紅葉やキャンプなどもおすすめです。

 

 

『七十二候(しちじゅうにこう)』 とは・・・
1年を72に区切って、季節を細かく分け、そのひとつひとつは気象の変化や動植物の様子を短い言葉で表現されています。『二十四節気』は半月ごとの季節の変化を示していますが、これをさらに分けて、5日ごとに区切って表したものを『七十二候』といいます。季節の変化を細かく見つめ、農作業に生かしていたようです。

詳しくはこちらから

 意外と知らないカレンダーのあれこれ 教えて!めくろう君(七十二候について)

 

 

 

玄鳥去(つばめさる)

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玄鳥去(つばめさる)

2021.09.18 up

玄鳥去(つばめさる) 七十二候の中で、白露(はくろ)の末候にあたります。   春先に日本にやってきたツバメが、…

玄鳥去(つばめさる) 七十二候の中で、白露(はくろ)の末候にあたります。   春先に日本にやってきたツバメが、…

 

 

春夏秋冬の『四季』。立春から大寒までの『二十四節気』。そして、それをさらに細かく分けて表現した『七十二候』。言葉にはさまざまな意味が込められており、字面を見るだけでも季節を感じられそうです。

 

 

赤や黄色に紅葉するのは、冬に葉を落とすため、水分などの供給をストップして落葉樹が冬支度をしているからだよ。

めくろうくんのちょっと雑学!?

 

 

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四季の移り変わりと共にある二十四節気、方位や時間、日々の吉凶を示す六曜など、日本の暦は365日、1日1日がそれぞれの意味を持っています。1日の大切さと四季折々の暮らしの節目を、暦の中で感じてください。12ヵ月のイメージを12色で伝える、使いやすいカレンダーです。

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