2021.08.12 up

暦のおはなし

寒蝉鳴(ひぐらしなく)

寒蝉鳴(ひぐらしなく)

七十二候の中で、立秋(りっしゅう)の次候にあたります。

 

ヒグラシ(蜩)が鳴き始める頃。

 

ヒグラシは、日の出前や日没後にカナカナカナ…と鳴きます。夕暮れ後に響く鳴き声は、過ぎ行く夏を惜しむかのように聞こえます。私たちも涼しげな風にあたりながらその声を聞いていると、どこか寂しく夏の終わりを意識してしまうものです。

 

アブラゼミなど蝉の多くは夏の季語。ヒグラシは秋の季語になっています。

 

 

蝉時雨 (せみしぐれ)

多くの蝉が一斉に鳴く様子を時雨の降る音に見立てた言葉。夏の季語。

時雨(しぐれ)とは、秋から冬にかけて起こる、一時的に降ったり止んだりする雨のこと。

 

 

『七十二候(しちじゅうにこう)』 とは・・・
1年を72に区切って、季節を細かく分け、そのひとつひとつは気象の変化や動植物の様子を短い言葉で表現されています。『二十四節気』は半月ごとの季節の変化を示していますが、これをさらに分けて、5日ごとに区切って表したものを『七十二候』といいます。季節の変化を細かく見つめ、農作業に生かしていたようです。

詳しくはこちらから

 意外と知らないカレンダーのあれこれ 教えて!めくろう君(七十二候について)

 

 

桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)

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桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)

2021.07.21 up

桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) 七十二候の中で、大暑(たいしょ)の初候にあたります。   淡い紫色の桐の…

桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ) 七十二候の中で、大暑(たいしょ)の初候にあたります。   淡い紫色の桐の…

 

 

春夏秋冬の『四季』。立春から大寒までの『二十四節気』。そして、それをさらに細かく分けて表現した『七十二候』。言葉にはさまざまな意味が込められており、字面を見るだけでも季節を感じられそうです。

 

 

松尾芭蕉の有名な句である「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の蝉は、ニイニイゼミだよ!ヒグラシの鳴き声を聞きながら夕涼み。楽しかった夏の思い出を振り返ってみよう!

めくろうくんのちょっと雑学!?

 

 

色彩暦(二十四節気入)

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四季の移り変わりと共にある二十四節気、方位や時間、日々の吉凶を示す六曜など、日本の暦は365日、1日1日がそれぞれの意味を持っています。1日の大切さと四季折々の暮らしの節目を、暦の中で感じてください。12ヵ月のイメージを12色で伝える、使いやすいカレンダーです。

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