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ハーモニーカラーデスク(KASANEの色目)
¥1,045(税込)
シンプルで使いやすいカレンダーをベースに、襲(かさね)の色目といわれる日本ならではの伝統配色をアクセントに取り入れたカレンダー。
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2026.03.30 up
聴き馴染みのあるものから、初めて耳にするようなものまで、日本には多くの色があります。
草花や生き物、大地や空、暮らしの道具など、その名は、私たちの暮らしを囲むさまざまなものから生まれています。
長い歴史の中で、人々は色を繊細に見つめ、ひとつひとつの色に美しい呼び名をつけてきました。
このコーナーでは、そんな日本の色の中からいくつかをピックアップし、由来別に紹介していきます。
第3回となる今回のテーマは「季節を辿る、葉の色」。
色の名前を知ることで、毎日が少し色鮮やかに見えてくるかもしれません。

明治以降に登場した、初夏の日差しに映える、みずみずしい木々の葉の色。
似た色に「若菜色」や「若草色」もありますが、若葉色は、成長した若菜が若草を経て、さらに育った頃の青みが増した色とされています。
やわらかな黄緑が清々しく、爽やかな風を運んでくるような、気持ちまで明るくなる色です。

松や杉など、一年を通して緑を保つ常緑樹の葉に由来する、力強い緑色。
冬でも葉を落とさない木々は「常磐木(ときわぎ)」とも呼ばれ、その名が色名のもとになっています。
永久不変を表す縁起のよい意味も持ち、時が経っても色あせない、揺るぎない印象を感じさせます。

春先の柳の葉に見られる、やわらかな黄緑色。
ほんのりとくすみを含んだ、落ち着きのある色合いです。
日本で柳といえばシダレヤナギを指し、怪談に登場することも多いことから、どこかミステリアスな印象もあります。
色名としては平安時代から使われてきました。
春の緑をやさしく映す色合いに、しとやかな趣が感じられます。

葉の裏側に見られる、白みを帯びたやわらかな黄緑色。
細かな産毛に覆われていることが多く、表面よりも白く、少しくすんだ印象に見えます。
葉の裏側に着目した色名はめずらしく、日本人の繊細な感性が現れているよう。
落ち着きのあるやさしい色合いに、静かな上品さが漂います。

松の葉の色に由来する、くすんだ深い黄緑色。重厚さを感じさせる色です。
常緑樹の中でも松は神聖なものとされ、古くから年中行事や祝いの場に用いられてきた植物です。
松にちなんだ色名はほかにもありますが、いずれも吉色とされてきました。
深みのある緑に、静かな風格が滲んでいます。

紅葉のように秋に色づく、黄みを帯びた鮮やかな赤色。
晩秋の楓の葉を思わせる、深みと華やかさをあわせ持つ色です。
「青紅葉」や「黄紅葉」、「初紅葉」など、さまざまな関連色があることからも、紅葉の美しさが古くから親しまれてきたことがうかがえます。
また、襲(かさね)の色目では、表を赤、裏を濃赤とした配色を「紅葉」と呼びました。
季節の深まりが静かに宿る、葉の色としては数少ない赤系の色あいです。

地面に積もり朽ちた葉の色を思わせる、鈍い黄赤色。
朽葉色には「青朽葉」「赤朽葉」「黄朽葉」「濃朽葉」「薄朽葉」など多くのバリエーションがあり、「朽葉四十八色」といわれるほど細やかに呼び分けられてきました。
江戸時代には同系統の色が「〜茶」として表されることが多くなりますが、平安時代は茶は薬として扱われており、庶民には馴染みがなく、色名としては広く用いられていませんでした。
落ち着いた深みがあり、移ろいゆく季節のはかなさを感じさせます。
いかがでしたか。
今回は、葉に由来する色の名前をいくつかご紹介しました。
葉の色は、エネルギッシュな若葉から、哀愁を帯びた紅葉や朽葉へと移ろい、さまざまな表情を見せてくれます。
日々の中でふと目にする葉の色に、季節の移ろいを感じてみてください。
<参考>
「日本の色図鑑」(マイルスタッフ)
「色の名前と言葉の辞典888」(東京書籍)
「日本の伝統色」(ピエ・ブックス)
「日本の傳統色」(京都書院)
※掲載している色は、モニタ画面上での表示をもとにした目安です。表示環境によって、実際の色味とは異なる場合があります。
ハーモニーカラーデスク(KASANEの色目)
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日本ならではの伝統配色である「かさねの色目」をアクセントに取り入れたカレンダー。
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