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ハーモニーカラーデスク(KASANEの色目)
¥1,045(税込)
シンプルで使いやすいカレンダーをベースに、襲(かさね)の色目といわれる日本ならではの伝統配色をアクセントに取り入れたカレンダー。
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2026.05.29 up
聴き馴染みのあるものから、初めて耳にするようなものまで、日本には多くの色があります。
草花や生き物、大地や空、暮らしの道具など、その名は、私たちの暮らしを囲むさまざまなものから生まれています。
長い歴史の中で、人々は色を繊細に見つめ、ひとつひとつの色に美しい呼び名をつけてきました。
このコーナーでは、そんな日本の色の中からいくつかをピックアップし、由来別に紹介していきます。
第5回となる今回のテーマは「空を彩る、鳥の色」。
日本の伝統色には、植物に由来するものが多く見られます。一方、動物をもとにした色名はそれほど多くありません。そんな中でも、比較的多く使われているのが、鳥の羽や姿にちなんだ色です。
色の名前を知ることで、毎日が少し色鮮やかに見えてくるかもしれません。

雀の頭のような、赤みを帯びた濃い茶色。雀の羽のような灰がかった茶色を指す説もあります。
雀茶という色名は江戸時代から一般的に使われるようになりました。当時は奢侈禁止令(しゃしきんしれい:贅沢を禁止して倹約を推奨する法令)によって庶民の衣服の色に制限があり、その中で茶色系の色が流行。その流れの中で生まれた色名のひとつともいわれています。
日常生活で見慣れている身近な鳥の素朴な色合いには、どこか親しみやすさが感じられます。

鶸(ひわ)の羽のような、黄みの強い鮮やかな黄緑色。
冬に日本へ飛来するマヒワの雄の羽色に由来するとされ、明るく爽やかな印象を持つ色です。
鶸色は室町時代から用いられ、やがて黄緑系を代表する色名として広く親しまれるようになりました。江戸時代には町人の小袖にも使われ、少しくすんだ茶色を帯びた「鶸茶」も流行したといわれています。
ハッと目をひく、軽やかでいきいきとした色合いです。

朱鷺(とき)が羽ばたくときに見せる風切羽の色に由来する、淡いピンク色。
江戸時代から親しまれてきた人気色のひとつです。
かつては日本各地に生息していた朱鷺ですが、2003年には日本生まれの朱鷺は絶滅してしまいました。現在は、中国から贈られた朱鷺の保護・繁殖が続けられています。
やわらかく儚げな色合いに、空を舞う朱鷺の美しい姿が重なります。

鶯(うぐいす)の羽のような、くすみを帯びた黄緑色。
鶯は「春告げ鳥」とも呼ばれ、「ホーホケキョ」という鳴き声がお馴染みの日本三鳴鳥の一つ。
色名としては江戸時代以降によく見られるようになり、当時の茶色ブームの影響から、茶色みを帯びた「鶯茶」も人気を集めました。
「うぐいす餅」などの影響もあり、春らしい明るい黄緑をイメージしがちですが、実際はオリーブ系の渋めの色です。

鳶(とび・とんび)の羽のような、赤みを帯びた深い茶褐色。
雀茶よりもやや暗く、落ち着いた渋みのある色です。
鳶色という色名が広まったのは江戸時代で、男性の着物の色として人気を集めました。
さらに紅鳶・黒鳶・紫鳶など、鳶色をもとにしたさまざまな色も生まれています。
もともとは戦国時代に武士の狩衣などにも用いられていた色で、大空を悠々と舞う鳶の姿のような、力強さと凛々しさを感じさせます。

山鳩の羽に見られる、青みと灰みを帯びたやわらかな薄紫色。
紫系の色は花に由来するものが多い中で、鳩羽色は数少ない動物由来の色名のひとつ。
鳩の羽には鼠色や茶色などさまざまな色が見られますが、その中でも淡い紫を帯びた部分が鳩羽色とされています。
大正時代には衣服の色としても流行しました。
英語の色名には鳩の羽色を由来とするものは見られず、日本ならではの繊細な感性が感じられる色です。
いかがでしたか。
今回は、鳥に由来する色の名前をご紹介しました。
空を飛ぶ鳥たちの羽には、鮮やかなものから落ち着いたものまで、実にさまざまな色が隠れています。
ふと空を見上げたときは、鳥たちの羽色にもぜひ目を向けてみてください。
<参考>
「色の名前と言葉の辞典888」(東京書籍)
「日本の伝統色」(ピエ・ブックス)
「和の色手帖」(グラフィック社)
「新版 色の手帖」(小学館)
「日本の色図鑑」(マイルスタッフ)
※掲載している色は、モニタ画面上での表示をもとにした目安です。表示環境によって、実際の色味とは異なる場合があります。
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シンプルで使いやすいカレンダーをベースに、襲(かさね)の色目といわれる日本ならではの伝統配色をアクセントに取り入れたカレンダー。
日本ならではの伝統配色である「かさねの色目」をアクセントに取り入れたカレンダー。
色彩暦(二十四節気入)
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