お買いもの
ハーモニーカラーデスク(KASANEの色目)
¥1,045(税込)
シンプルで使いやすいカレンダーをベースに、襲(かさね)の色目といわれる日本ならではの伝統配色をアクセントに取り入れたカレンダー。
シンプルで使いやすいカレンダーをベースに、襲(かさね)の色目といわれる日本ならではの伝統配色をアクセントに取り入れたカレンダー。

2026.01.23 up
聴き馴染みのあるものから、初めて耳にするようなものまで、日本には多くの色があります。
草花や生き物、大地や空、暮らしの道具など、その名は、私たちの暮らしを囲むさまざまなものから生まれています。
長い歴史の中で、人々は色を繊細に見つめ、ひとつひとつの色に美しい呼び名をつけてきました。
このコーナーでは、そんな日本の色の中からいくつかをピックアップし、由来別に紹介していきます。
第1回となる今回のテーマは「あたたかな花がくれた色」。
色の名前を知ることで、毎日が少し色鮮やかに見えてくるかもしれません。

桃の花のような、愛らしいピンク。
古代の色名では桃のことを「つき」と読み、日本書紀には「桃染布(つきそめぬの)」、万葉集には「桃花褐(つきそめ)」という言葉が登場するなど、古くから親しまれてきた歴史のある色です。
「桃色」という名前が使われるようになったのは室町時代から。明るく華やかなピンクは、見ているだけで気持ちまで明るくしてくれそうです。

早春に咲く紅梅の花に由来する、ほのかに紫みを含んだピンク。
紅梅色は紅花を染料にして染めることで表現されますが、その濃さによって「濃紅梅」「中紅梅」「淡紅梅」など、さらに細かく呼び分けられてきました。
寒さの残る季節に凛と花を咲かせる紅梅の姿と重なり、紅梅色からは、やわらかさの中にもどこか芯の強さが感じられます。

桜の花のような、ほんのりと淡いピンク。少量の紅花で染められる、紅染めの中でも最も淡い色です。
日本の国花でもある桜は、花見の季節になると人々の心を浮き立たせ、咲き誇る景色は日本の原風景として親しまれてきました。
日本らしい春を思わせる、やわらかく明るい桜色からは、安らぎと希望が感じられます。

躑躅(つつじ)の花に由来する、紫みを帯びた濃く鮮やかなピンク。
春から初夏にかけて、白や赤、オレンジ、紫など多彩な花色を見せますが、野山一面を染める華やかなピンクこそが、躑躅の印象的な姿です。
「躑躅色」という色名は平安時代から使われており、古くから親しまれてきました。
はっと目を引くその鮮やかさから、前向きなエネルギーをもらえそうです。

春の訪れを告げる、あたり一面に広がる菜の花畑。その花の色に由来する、わずかに緑みを帯びた明るく鮮やかな黄色です。
江戸時代、菜種油が日常の必需品だったことから「菜種油色(なたねゆいろ)」と呼ばれる緑がかった濁った黄色が先に生まれ、花の色と区別するために、後から「菜の花色」という名が生まれました。
春の気配をまっすぐに伝える眩しい色合いが、心まで軽やかにしてくれそうです。

春の終わりを彩る山吹の花のような、赤みのある鮮やかな黄色。季節の移ろいをくっきりと印象づける、エネルギッシュな色です。
平安時代から使われてきた色名で、江戸時代には大判・小判の色を指す「黄金色(こがねいろ)」とも呼ばれていました。
小学校の絵の具セットの1色として親しまれてきた山吹色ですが、最近は入っていないことも多く、ふと懐かしさを誘う色でもあります。

ユリ科のカンゾウの花に由来する、黄みを帯びた明るい橙色。
カンゾウの花は一日でしぼんでしまうこと、また「忘れ草」とも呼ばれ、死別の悲しみを忘れさせてくれると考えられていたことから、平安時代の宮廷では喪の色として用いられました。少し意外な一面を持つ色ですが、はかないからこそ際立つ美しさが、この色には宿っているような気がします。
いかがでしたか?
今回は、暖色系の花の色を由来とした色の名前をいくつかご紹介しました。
春になれば、さまざまな花が咲き、色とりどりの景色が広がります。
外に出た際には、花の色に目を向けて、その豊かさを楽しんでみてください。
<参考>
「日本の色図鑑」(マイルスタッフ)
「色の名前と言葉の辞典888」(東京書籍)
「日本の伝統色」(ピエ・ブックス)
「日本の傳統色」(京都書院)
※掲載している色は、モニタ画面上での表示をもとにした目安です。表示環境によって、実際の色味とは異なる場合があります。
ハーモニーカラーデスク(KASANEの色目)
お買いもの
¥1,045(税込)
シンプルで使いやすいカレンダーをベースに、襲(かさね)の色目といわれる日本ならではの伝統配色をアクセントに取り入れたカレンダー。
シンプルで使いやすいカレンダーをベースに、襲(かさね)の色目といわれる日本ならではの伝統配色をアクセントに取り入れたカレンダー。
日本ならではの伝統配色である「かさねの色目」をアクセントに取り入れたカレンダー。
色彩暦(二十四節気入)
お買いもの
¥1,265(税込)
四季の移り変わりと共にある二十四節気、方位や時間、日々の吉凶を示す六曜など、日本の暦は365日、1日1日がそれぞれの意味を持っています。1日の大切さと四季折々の暮らしの節目を、暦の中で感じてください。12ヵ月のイメージを12色で伝える、使いやすいカレンダーです。
四季の移り変わりと共にある二十四節気、方位や時間、日々の吉凶を示す六曜など、日本の暦は365日、1日1日がそれぞれの意味を持っています。1日の大切さと四季折々の暮らしの節目を、暦の中で感じてください。12ヵ月のイメージを12色で伝える、使いやすいカレンダーです。
一年を色彩豊かに彩る二十四節気入りカレンダー。四季をイメージした落ち着いたトーンの12色。