2022.01.18 up

子どもでも簡単!おうちにあるものを使って編み物にチャレンジしてみよう[親子のための今月のRemind]

暖かい部屋でゆったりと過ごす時間が多いこの季節。冬の暮らしの手仕事の一つに、編み物があります。

手編みのマフラーや手袋、小物には世界に一つのオリジナリティとぬくもりがあって、寒い冬でも体と心を温めてくれます。

 

編み物って子どもにはちょっと難しそう…と思われるかもしれませんが、今回はかぎ針や棒針を使わなくてもできる簡単な編み物をご紹介します。

 

この冬ちょっと時間を持て余したら、子どもと一緒に編み物はいかがですか?ふわふわ毛糸の小物にほっこり癒やされちゃいましょう♪

 

 

 

 

身近なものでリリアン編みをやってみよう!

初心者でも簡単にできるリリアン編み。子どもの頃にやった!という方もいるかもしれませんね。

保育園年中〜年長児くらいなら、ひとりで編んでいくこともできます。

おもちゃのリリアン編み器などもありますが、家にあるものでも代用できますので、身近なものを使ってリリアン編み器を作ってみましょう。

 

使う箱が大きいほど、編み目の数も増えます。子どものやりやすい大きさにしてあげましょう。

 

 

 

 

まずは編み器を作ろう!

 

手作りリリアン編み器

今回は牛乳パックを使って編み器を作ってみます。

 

用意するもの

・割り箸 7膳

・牛乳パック

 

手作りのリリアン編み器を作ってみよう

牛乳パックの上と下を切り落とし、15cm程度残します。

 

手作りリリアン編み器

割り箸を割り、14本のうち13本を等間隔になるよう牛乳パックの周りに貼り付けます。

割り箸が上に2〜3cmはみ出るようにしてください。以上で編み器は完成です。

 

 

 

毛糸を編んでいこう!

牛乳パックで手作りリリアン編み器

編み始めの毛糸の端は、セロハンテープで牛乳パックの中に貼り付けておきます。編んでいって長さが出てきたら、適度なタイミングで外してくださいね。

 

牛乳パックで編み物

割り箸に毛糸を1周巻き付けます。割り箸の外→内→外→内と交互にひっかけて巻いてください。

 

牛乳パックで手作りリリアン編み器

そのまま2周目を巻きます。1周目とは外と内が逆になります。

 

牛乳パックで編み物にチャレンジ

2周目が終わったら、ここから編み込んでいきます。

まず、編み糸(図の白い糸)を割り箸の前におき、割り箸にかかっている毛糸(図の黄色の糸)を引き出し、編み糸を挟むようにして割り箸にかけます。

 

牛乳パックで編み物

このようになります。これを繰り返して編み進めます。

 

牛乳パックで編み物に挑戦

1周編んだところ。あとはひたすら繰り返すのみです。

編み糸はきつくなると編みにくいので、ふんわり編んでください。

 

身近なものを使ってリリアン編みにチャレンジ

編み進めると、どんどん箱の中に伸びていきます。

7歳男児はマフラーを作ると言って奮闘していますが、マフラーにしようと思うとなかなか根気が要りそうです。果たして集中力は続くのか…?

 

牛乳パックを使って手作りリリアン編み器で編み物にチャレンジ

ひたすら編み続けるとこうなります。

 

牛乳パックで編み物に挑戦

箱の中はこのような感じ。

作りたいものに必要な長さまで編めたら、そこで編み終わりです。

ちなみに7歳男児は途中で飽きてしまい、結局スタッフと交代しながら編みました…。

 

牛乳パックのリリアン編み器でマフラーを編もう

ここからは糸の始末をします。

編み糸を、割り箸にかかっている糸の下から上に通します。

 

身近なもので子どもと一緒に編み物

全ての割り箸で同じように、編み糸を下から上に通してください。

 

子どもと一緒に編み物に挑戦

編み器から毛糸を外します。

 

リリアン編みの糸の始末

編み糸をぎゅっとひっぱると、口がすぼまります。あとはほどけないように結んで、余分なところを切れば始末は完了。反対側の端も同じように、編み糸を全ての目に通して始末してください。

 

子どもと一緒にリリアン編みでマフラーを作ろう

子どもサイズのマフラーができました!

ちょっとガタガタかもしれませんが、子どもが編んだならそれもご愛敬ということで…。

 

 

 

 

毛糸ポンポンの作り方

せっかくなので、ポンポンを付けようと思います。

ポンポン用の毛糸を、作りたいポンポンのサイズにあった固いものに巻き付けます。

今回は空のペットボトルに巻き付けました。

 

毛糸ポンポンを作ろう

ペットボトルから外し、真ん中を毛糸で縛ります。

端の輪になっているところにハサミを入れて切り開き、長さを切りそろえながら形を整えます。

 

毛糸ポンポンの作り方

同じものを二つ作ります。

 

子どもと編み物でマフラーを作ろう

糸でマフラーの端に縫い付ければ完成です!

 

 

 

 

色んな編み器でチャレンジ!

ペットボトルでリリアン編み 子どもと一緒に編み物しよう

ちなみに、牛乳パック以外でも筒状であればいろいろなものを編み器にできます。

牛乳パックの編み器は目が13個あったので、年齢によってはちょっとハードルが高いかも?と思い、5歳男児にはペットボトルで作った編み器を用意。

こちらの編み目は7つ(割り箸を7本使用)です。

 

子どもでもできる編み物

小学生未満にはこのくらいのサイズの編み器がちょうど良さそう。5歳児も集中して編んでいます。

 

子どもと一緒に編み物にチャレンジ。身近なものでリリアン編み

5歳児が編んだ方は、編み終わったものを半分に折って中に入れ込み、綿を詰めて形を整え、フェルトで顔や手足をつけてペンギンに。

 

身近なものを使って、子どもと一緒に編み物にチャレンジ

ヘアバンドやシュシュなどの小物、中に綿を詰めれば編みぐるみなど、編み器の大きさや毛糸の色・太さ次第で、いろんなものを作って楽しめます。

 

途中で毛糸の色を変えて模様をつけることもできるので、いろんなアレンジを楽しんでくださいね。

 

 

 

 

さいごに

今回は子どもでも簡単に編み物に挑戦できる、リリアン編みをご紹介しました。

 

当スタッフの家の男児たちも楽しんでやっていましたが、飽きっぽかったり、黙々と編み続けたりと性格が表れるので見ていて興味深かったです。

 

編み物は、手指と頭を使った創作活動。脳を刺激してくれるので大人にも子どもにもおすすめです。同じ作業を繰り返すことで集中力も鍛えられるのでいいことづくめ。

 

おうち時間を有効活用して、この冬は親子で編み物にチャレンジしてみませんか?

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