2021.06.14 up

[今月のRemind 6月編] 今年こそチャレンジしてみたい!美味しくて楽しい梅仕事

収穫した梅で保存食を作る初夏の年中行事、梅仕事。スーパーなどでも、青梅、焼酎、氷砂糖といった梅仕事に必要なものがセットになって並んでいるのを見かけるようになりました。この時期を楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。

 

一方で、「やってみたいけどちょっと難しそう…」なんて方もいるかもしれません。美味しくするためのちょっとした手間は必要ですが、実はそんなに難しいものではありません。

 

梅の販売時期は短く、今を逃すと来年までチャンスはありません。雨の日も多いこの時期、せっかくおうち時間もあることなので、今年こそはチャレンジしてみませんか?

梅シロップに梅酒、梅干し、梅ジャム…飲み頃食べ頃が待ち遠しいですね。

 

6月のカレンダーはこちら。

[今月のRemind] 6月のカレンダー

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[今月のRemind] 6月のカレンダー

2021.06.01 up

ジメジメした日が続いて憂鬱な6月になりました。祝日がない6月は、なおさら気分も少し下がり気味。大きなイベントも少ないですが、6月の楽しみには紫陽花や梅仕事があり…

ジメジメした日が続いて憂鬱な6月になりました。祝日がない6月は、なおさら気分も少し下がり気味。大きなイベントも少ないですが、6月の楽しみには紫陽花や梅仕事があり…

 

 

どんな梅でどんなものができるの?

どんな梅でどんなものができるの?

 

梅仕事、と一言で言っても、出回る梅の状態によって、作れるものも変わってきます。

 

青梅

まずは、6月の初めから出回る青梅。爽やかな緑色が、初夏らしさを感じさせます。実が硬くて爽やかな香りの青梅を使った保存食の定番は、やはり梅酒。お酒が苦手な人や子どもでも飲める梅シロップも人気です。しょうゆ漬けやピクルスにも向いています。

 

完熟梅

6月の半ばから7月にかけては、黄色に熟した完熟梅が出回るようになります。旧暦の季節の移り変わりを表す七十二候にも「梅子黄(うめのみきばむ)」というものがあり、古くから梅が黄色く熟していく様子は移ろう季節の象徴でした。ちなみに、「梅子黄」が終わると二十四節気の「夏至」が訪れます。そんな完熟梅で作るのは、梅干し。梅干は黄色の熟した柔らかい梅でないと美味しくできません。

 

さらに完熟した梅

黄色に熟した梅は、さらに熟度が進むとオレンジ色になり、フルーティーな香りが漂うようになります。実が柔らかく完全に熟した梅は、梅ジャムや甘酢漬けなどを作るのに適しています。

 

 

梅の時期は短いとはいえ、梅の状態でいろんな保存食を楽しめるものなんですね。

 

今回は、6月初めに出回る青梅を使った梅仕事をご紹介します。

 

 

 

はじめての梅仕事(1) 下ごしらえと保存容器の消毒

早速梅仕事に取り掛かりたいところですが、美味しく作るためには、まず下ごしらえと保存容器の消毒が必要です。

 

下ごしらえ

1.青梅をしっかりと洗う

2、3個ずつ両手でやさしく水洗いします。産毛が取れてエキスが出やすくなります。

 

2.水気を切る

ざるなどにあげて水気を切ります。さらに、清潔な布巾やキッチンペーパーなどで、一粒ずつ丁寧に水気を拭き取ります。

 

3.ヘタを取る

竹串などを使って、なり口についているヘタを取り除きます。簡単にポロッと取れます。

 

はじめての梅仕事。梅の下ごしらえでは竹串などを使って、なり口についているヘタを取り除きます

 

 

保存容器の消毒

梅酒やシロップを作るための保存容器。長期の保存になるため、しっかりと消毒しておく必要があります。

まずはビンをしっかりと洗い、乾燥させます。その後はしっかりと煮沸消毒してください。ビンが入る大きさの鍋に水をはり、ビンを入れてから火をつけ15分ほど沸騰させてください。取り出した後は、しっかりと乾燥させます。

 

梅酒によく使われる4リットル容量の広口のガラスビンなどは、大きくて煮沸消毒が難しい場合もあるでしょう。

そんな時は、梅酒用に用意しているホワイトリカーや焼酎を少しビンの中に入れ、ビンを回しながら全体に行き届くようにします。その後キッチンペーパーで綺麗に拭き上げ、乾燥させてください。フタもしっかり消毒してくださいね。

 

 

はじめての梅仕事(2) 梅酒を作ってみよう

まずは、梅仕事の定番であり、簡単にできる梅酒を作ってみましょう。飲み頃は大体1年後と、早く味わいたくてもどかしいですが、待つ時間も梅仕事の醍醐味。少しずつ変わっていく色合いも一緒に楽しみましょう。

 

材料

・青梅 1kg

・氷砂糖 1kg

・ホワイトリカー(アルコール35度) 1.8リットル

 

保存容器は4リットルのものが適しています。

 

梅酒の作り方

1.保存容器に、下ごしらえした青梅と氷砂糖を交互に入れていきます。

 

梅酒の作り方 1.保存容器に、下ごしらえした青梅と氷砂糖を交互に入れていきます。

 

2.全て入れ終わったら、ホワイトリカーを静かに注ぎます。

 

3.蓋をして、冷暗所で保存します。

 

以上!下ごしらえの手間はありますが、とっても簡単ですよね。

あとはたまに揺すったりしながら、均等に浸かるようにしてください。2、3ヶ月後くらいから飲むことはできますが、梅のエキスがほどよく滲み出すのはおよそ半年後から。1年後からが一番の飲み頃です。

 

 

 

はじめての梅仕事(3) 梅シロップを作ろう

お酒が飲めなくても、梅を楽しみたい人におすすめの梅シロップ。梅酒と違い、1ヶ月ほどでできるのが嬉しいですね。シロップは、冷えた炭酸で割ればこれからの暑い季節に嬉しいジュースに。ゼラチンを使って梅ゼリーにしたり、かき氷にかけたりしてもいいですね。梅はそのまま食べても、梅ジャムに活用しても。

 

材料

・青梅 1kg

・ハチミツ(氷砂糖でも可) 1kg

 

梅シロップの作り方

1.青梅は、下ごしらえの際に、2、3時間水につけてアクを抜いてください。その他の下ごしらえは同じです。

 

2.下ごしらえした青梅に、フォークなどで何箇所か穴を開けます。

 

3.保存容器に青梅を全て入れ、ハチミツを注ぎます。

 

4.ビンを傾けながら回して、ハチミツが梅にまんべんなく行き渡るようにします。冷暗所で1ヶ月ほど保存します。

 

はじめての梅仕事。4.ビンを傾けながら回して、ハチミツが梅にまんべんなく行き渡るようにします。冷暗所で1ヶ月ほど保存します。

(画像は青梅500g、ハチミツ500g)

 

シロップの場合、梅の実が一部シロップから出ており、そこからカビが生えやすいので、こまめにビンを揺するなどしてカビにご注意ください。また、青梅や保存容器の水気はしっかりと切ってから作ってくださいね。

 

 

 

以上、簡単にできる基本の梅仕事をご紹介しました。

飲み頃になるまではしばらくかかりますが、こまめにビンを揺すったり、変化をチェックしたりしているうちに愛着もわいてくるかもしれません。より一層飲み頃が楽しみになりますね。

その季節らしい手仕事を暮らしに取り入れてみると、暮らしもちょっぴり豊かになります。お子さんと一緒にチャレンジしてみるのもいいですね。

 

今まで腰が重かった人も、ぜひ今年は梅仕事にチャレンジしてみませんか?

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